ニコン1V1にライカマクロエルマリット60mm2.8を付けF4で霧氷を撮った。マクロエルマリットと言ってもマイクロフォーサーズ用のパナの現行品ではない。正真正銘西ドイツ製のライカR用のマクロエルマリットだ。Nikon1用のCマウントレンズを付けるアダプターにEOSのCマウントアダプター、ライカRーEOSアダプターを付けての撮影。
ニコン1はAモードやSモードは純正レンズが付いていないとシャッターが切れない。Mモードではレンズなしでもシャッターが切れるからMJのNikon1用のCマウントアダプターが使える。ただし、ニコンのライブビューは動画モードではレンズの絞りに連動して画面が暗くなったり明るくなったりするが、写真モードでは、暗くても明るく表示する。だから勘で撮影してその結果で露出を決める。30年ぐらい前のフイルムカメラを使ったことのある人にはなんと言うことはないが、デジカメからはじめた人にはちょっと、難しいかもしれない。動画では、絞りに応じて暗くなる。動画は古いレンズなどを使用する人がいることを想定しているのだと思う。実際、ニコン1は動画カメラとしてはかなりの出来で、ソニーやパナソニックと十分勝負できる。
静止画は、純正レンズを使ってこそ性能が発揮できるのだが、それでは当たり前すぎてつまらないからこんな遊びもしてみたくさせるカメラだ。つまり、クラシックレンズファンには難しいから逆に楽しいカメラなのである。
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