先日、ニコン1にFマウントのレンズを付けるニコン純正アダプターマウントアダプター FT1を見る機会があった。40mmマイクロが付いていたが、AFの動作がスムーズなのにびっくりした。どうせAFはたいしたことがないだろうと思っていたのだが、D7000に付けたのと大差ないのでは(印象では期待していなかったせいか、一眼レフに付けたより速い気がしたぐらいだ)と思う。ヨドバシでは2万円を切る価格でもうじき発売。
欲しいと思ったのだが、すぐに欲しいというのは無理だから、アダプターの組み合わせで愛用の85mmマイクロをnikon1に付けるアダプターを組んでみた。無限から等倍まで撮影可能。等倍では35mm換算2.7倍という高倍率。しかもワーキングディスタンスは15cmほどもある。
まずニコン1V1にcマウントレンズを付けるアダプターを取付け、それにEOSレンズをcマウントにするアダプターを取り付ける(これは入手は難しかい)。そしてニコンのGレンズをEOSで使えるように絞りが動かせるアダプター(ノボフレックス、キポンなど何種かある)を介して85マイクロを取り付けた。写したのはマダガスカルニシキツバメガの後翅裏面。
でもこの3種のアダプターを新規に購入すれば FT1よりも高価になる。おまけに自作の組み合わせアダプターはMモードでしか使えないし、絞りも手動だ。当然マウントアダプター FT1の購入をお勧めする。
実はニコン1で試してみたかったということはあるが、Cマウントの高速度カメラを購入するので、Cマウントで使えるレンズシステムを模索しているのだ。
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