サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

距離に寄るボケの違い

距離に寄るボケの違い
2011年10月22日

 マクロでは、同じ絞りでも近寄ればピントは浅くなる。ピントを合わす場所をちゃんと決め、そこにピントを合わせ、シャープに写すように心がけねばならない。背景のボケは近寄るほどぼける。
 このことを気づかないカメラマンも多い。この写真は、マイクロニッコール85mmで、全てF8での撮影である。F8はいつもはあまり使わない絞りだ。ぼくの場合はピント優先の時はF11以上、ボケ味優先の時はF5.6まで。プログラムオートだとF8ぐらいで切れることが多いので、絞り優先だがあえて、F8にセットした。
 この写真のように背景がちょっとごちゃごちゃしていても、チョウを大きく写せば、背景は結構ぼける。引くと背景がスッキリとしない。だからボケ優先なら引いたときはF4ぐらいで写すべきだろう。
 85mmのマクロレンズはボケ味も良い。これをズームで同じことをやると、引いたときの背景のボケはもっと汚くなる。
動画ページにNikon1 V1でのslow motionのビデオを追加しました。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。