昨日は午前中、山梨県で撮影する予定だったが、渋滞がひどそうなので、関越で行き、途中の小川町あたりで撮影しようと思った。ところが、関越も大渋滞、おまけに鋳物の破片のようなものを踏み、回復不可能のパンク。事故車から落ちたものだろうか。
タイヤをはめようとしたとき、激痛。ぎっくり腰だ。ここ3年ほどやっていなかったが、何度も経験がある。なんとかタイヤは交換したものの、外したタイヤを車に入れるのに30分もかかった。幸いぎっくり腰は比較的軽そうだが、明日からの撮影に響きそうだ。何とか小諸まで到着。
さてニコンのフルサイズ用の300mmズームは70−300と28−300とがある。DXフォーマットのD7000に付けたときに450mm相当まで行くから、チョウの撮影にはすこぶる便利だ。
70−300は1.5mが最短撮影距離、28-300は50cmが最短撮影距離。圧倒的に28-300が有利と思いがちだ。けれど70-300の最短撮影距離1.5m、300mmで撮影したのが下の写真。28-300で1.5mから300mmで撮ると上の写真になる。つまり離れて大きく撮りたい場合は、実は70-300の方が有利であることがわかる。
同じ焦点距離なのになぜにこのようなことがおこるのか不思議に思われる方もいると思う。実は最近のズームレンズの高倍率ズームの焦点距離というのは、あくまで無限遠での焦点距離であり、近接では実は300mmといっても半分程度の焦点距離しかないのである。
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