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海野和男のデジタル昆虫記

ズミクロンM 35mmF2

ズミクロンM 35mmF2
2011年08月09日


GXRにMマウントユニット(GXR MOUNT A12)をつけ、ズミクロンM 35mmF2で撮影してみた。35mmF2は初期のものが有名だが、このレンズはかなり後期のものだ。定評あるレンズだが虫を大きく写すことはできない。最短撮影距離が70cmと長いからだ。今ではズームレンズでさえ大型の昆虫の撮影は楽にこなす。こうした古いレンズのスペックを見ると、昔は昆虫写真はかなり特殊な世界であったことがわかる。
それでもミンミンゼミをスナップしたり,道ばたの花をスナップしてみた。逆光になるとピントあわせが難しいのとハレーションがすごい。F2開放で撮ってみるが,さすがにボケは綺麗だ。このマウントユニットはAPSサイズの撮像素子をつんでいるから、フルサイズで考えると50mmF2ぐらいのスペックだ。ただしやはりライカレンズ、階調の良さは特筆できるだろう。

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