E-P3のデジタルテレコンを、羽化した蝉の撮影に意図せずして使ってしまった結果、その性能の良さに驚き、魚露目撮影に使ってみることにした。
朝、起きたら,網戸にカブトムシがとまっていたのでモデルになってもらった。いつもの魚露目撮影はフォーサーズ用25mmに2倍テレコンだが、今回はEC14という1.4倍テレコンを使った。その結果がこの写真だ。下はデジタルテレコン無し、上はデジタルテレコンONだ。デジタルテレコン無しでは画面をカバーできず、丸く蹴られてしまう。ちなみに25mmに魚露目のみでもデジタルテレコンを使えば蹴られることはない。
こうした撮影で最も困るのはストロボである。FL-300Rというストロボが面白そうなので取り寄せてあったのを使ってみた。このストロボは本体が下方にバウンスするので、マクロ撮影に便利と思ったのだが、思った以上に配光が良く、いつも使っているストロボにかぶせる簡単なディフューザー、ケンコーのハーバーストロボディフューザーというのを付けたら,魚露目でもほぼ問題なく光が廻った。このストロボ、カメラの本体内でマニュアル1/128光量まで設定できるのがよい。
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