大きな教会のあるラジから、車で10分ほど山道を登ると峠のような場所に出る。ここにはカンブガハイという名の大きな滝がある。透明度の高い水が豊富で、青空を映して青を帯びた美しい乳白色の水が流れている。落差はほとんど無いけれど何段にもなっていて、なかなか見事だ。昆虫が多そうな場所で、チョウの吸水が見られると期待したが、どういうわけか数匹のチョウが林を飛んでいるのを見ただけだった。
峠には駐車場があるが、ここは有料。地元の人が徴収しているようで、ジュースなども売っている。ここから滝までは階段があって降りていくのだが、道はよいものの、かなりの急坂。行きはよいよい帰りは怖いで、この歳になると登りがつらかった。落差にして100m近くあるのではと思う。
20日発売の週刊文春にはシキホール島のホタルが載る。1月22日土曜10時から奈良県御所市で第5回全国蝶類保全シンポジウム。ぼくの特別講演は10:10〜11:20「チョウのたのしみ方」。参加無料。皆様のご参加をお待ちしております。
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