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海野和男のデジタル昆虫記

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDでのモデル撮影

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDでのモデル撮影
2010年12月14日

 今年の夏、サハリンを旅した。来年行われるニッコールクラブサハリン撮影会の下見という、いつもとはちょっと違った旅だった。こういう旅をすると、普段は撮らない被写体に目を向けることになるので、それはまた楽しいのである。
 モデル撮影もその一つ。モデル撮影会というのは人気で、ニッコールクラブの各地での撮影会は、多くの人が集まる。そこではぼくも指導をするわけであるが、実際に個人的にモデル撮影というのはやったことがないので、この機会にちょっと挑戦をしてみることにした。
 サハリン鉄道に乗車。コンパートメント脇の通路でモデル撮影にチャレンジ。サハリンならではというシチュエーションにモデルを連れて行って撮影する、これはなかなか楽しいものだった。どの背景を選べば、モデルが生きてくるかということを考えるわけだ。10年ほど前にクラシックカメラを、野外において撮影するというのにこったことがあるが、モデル撮影というのも、ある意味似ている。モデルの個性をどう引き出すのか、あるいはミスマッチングの面白さを狙うのか。今回はレフ板も使用せず、全て自然光での撮影に徹したが、本番ではレフ板も必要な場面もでてくるかもしれない。
 使ったレンズはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDというレンズ。昆虫撮影ではまず使わないレンズであるが、モデル撮影にはぴったりのレンズの1つだろう。単焦点レンズ並みのぼけ味は安価なズームレンズとはひと味違う。
 2011年7月に予定されるサハリン撮影旅行は、モデル撮影の他、廃墟の撮影、自然保護区での昆虫や植物の撮影を予定。ニッコールクラブ会員限定のツアーだ。ニッコールクラブはWEBから入会ができる。

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