アカネアゲハ
2010年12月08日
フィリピンのチョウで一番最初に名前を知ったのはアカネアゲハだと思う。50年以上も前に保育社から出版された「世界の蝶}でその名前を知った。その図鑑は大変高価だったが。それでもどうしても欲しくて、お年玉を貯めて、神田の古書店で入手したのは 年のことだったと思う。
その図鑑を飽きることなく眺めていた。ぼくにとっての世界の蝶への入り口はその図鑑で、それ以後さほどは進歩していないのだと思う。ぼくにとってフィリッピンのチョウと言えばまずはアカネアゲハとなる。昆虫図鑑の場合、最初に出会う図鑑にどんな虫が載っているかが、その人の興味の方向を決めるのかもしれない。