少し前の写真だ。コナラの葉にびっしりと霜がついていた。WB太陽光の設定で、朝の青っぽい雰囲気を出した。
D7000はこのように細かいものを撮ったときに、大変解像感がよい。下の葉の一部を切り出したのが下の写真だ。85mmマクロの性能の良さもあって、細かい部分までシャープに写る。D7000に85mmマイクロの組み合わせは小型軽量でマクロ撮影に一番の組み合わせと思う。
85mmマクロはF3.5ということで、キャノンの100マクロより人気がないように思うが、その違いはわずか半絞りほど。小型軽量なことと価格を考えれば、現時点で最もコストパホーマンスの良いレンズだと思う。このレンズをいったん使うと、他のマクロレンズが使いづらいなと思ってしまうほどだ。
ただ、ファインダー内の表示が実絞り表示なのはいかがなものかとぼくは思う。露出倍数がかかると、それを表示してしまうのはまじめといえばまじめだが、ユーザーとしてみるとF3.5の表示がマクロ域では出ないのだから、ずいぶん暗いレンズと思ってしまうのではないだろうか。
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