リコーのユニット交換式カメラGXRに新しいカメラユニットが発売された。
A12 28mm F2.5 という広角レンズ。APSCサイズの1230万画素CMOS搭載だ。さて撮影しようとして、28mmという広角の標準のような画角を、自分がすっかり忘れていることに気がついた。超広角か、マクロ、もしくは望遠を使うことになれてしまい、ぱっとカメラを向けても何か構図が定まらない。これはいけないと反省。
28mmといえば、街でスナップを撮るのに最適な画角と思う。F8以上に絞って、1m〜1.5mぐらいにMFでピントを合わせておけば、シャッターを押すだけでたいていの被写体にピントが合う。AFでタイムラグが気になる人はこんな使い方もよいかと思う。
開放で使えばこの明るいレンズはボケも綺麗だ。上は絞り込んでシャッター速度を1/10程度にした写真。下は開放で、ごちゃごちゃした背景のカエデを撮ってみた。背景がよくぼけるので、あまりごちゃごちゃした印象はない。
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