家の室内に大量に発生していたのはシバンムシ(たぶんタバコシバンムシ)相当に古い米が米びつに入っていて、そこから大量発生して室内を飛び回っていた。発生源を取り除いたが、シバンムシは様々な乾燥食品を食べるからいなくなるだろうか。シバンムシは漢字では死番虫。これは英名のDeathwatchから来ているのだという。気色が悪い昆虫ではあるが、拡大すると触角や眼など、結構可愛い。
E-PL1に改造マクロズームで撮影した。上の写真が最大倍率(約2倍、35換算4倍)。下は一部を拡大したもの。何しろ2mmほどの虫で、改造マクロズームで撮影するには倍率不足である。丸っこい虫なのでF16に絞っても、ピントはごく一部にしかこない。このように小さな昆虫には撮像素子がもっと小さなカメラでないとピントのあった撮影は不可能。よく動き回るので何枚も撮ってピントのあった部分を合成するのも標本を作らなければ不可能だ。
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