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海野和男のデジタル昆虫記

食用カメムシ

食用カメムシ
2010年06月10日


 ラオスを訪れた4月から5月はカメムシのシーズンらしい。市場には生きているものまで売られている。このカメムシどうやって集めるのだろうか。カメムシは季節により集合するから、そこを一網打尽にと思ったが、それは図星だった。
 ある村にリュウガンの木に発生するカメムシを見に行った。もう収穫が終わった後で、沢山はいなかったけれど、市場で売っているのと同じカメムシがいたのだった。
 このカメムシ、触ると液体を出し、それがすぐに乾いて白くなる。生きたものを舐めてみたが、どこかで食べたことのある独特の刺激のある味。このグループのカメムシは前にボルネオでも舐めてみたが、極めて近い味だった。
 ラオスではこのカメムシをすり潰して、香辛料に入れるのだという。タイではタガメを同じように使う。ラオスでも勿論タガメも使うが、タガメは貴重品のようで、あまり見かけないのだ。レストランで付いてくる高級香辛料にも入っているかもしれない。


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