2種類の昆虫を撮りたくて小諸に来た。予定外なのだが、今回撮れなければ来年まで待たねばならない。今年は4月から5月にかけ、テレビの取材でラオスに行くので、早春の昆虫は撮り納めと言うことになる。
1種はフチグロトゲエダシャク。早春だけに出るフユシャクの仲間。上田のガの研究家の方に教えて頂いたものだ。昨日は見ることはできたのだけれど、まったく歯が立たなかった。5日挑戦して、見たのが2回。撮影は未だできず。これは手強い。
もう一種がこのウエダエンマコガネ。上田周辺にのみ見られる珍しい甲虫だ。これもベトナムにご一緒した青木さんに教えて頂いた。ウエダエンマは以前にも狙ったことが何回かある。主に犬の糞にやってくる5mmほどの甲虫で、3〜4月に多いらしい。前に行った場所は、犬は散歩していても、そもそも糞がなかった。糞を片付けるのがマナーになって、この虫も困っているだろう。狙い目はマナーの悪い人がいる場所と言うことになる。
こちらは2回目にして何とか見ることができた。いる場所を教えてもらってもなかなか手強い相手だ。それは早春は寒い日も多いからだ。暖かくて晴れないとどうしようもない虫が多い。それにしても今年は天気がわるい。
◎上田創造館で3月22日(月)~4月4日(日)写真展。詳細はこちら。
小諸日記は10周年。過去の日記は5年前4月 10年前4月
ビデオで配信する昆虫教室。がURLを変えて再開されました
◎学研の写真月刊誌CAPAのフォトコンに生き物の部。毎月の月末消印有効です。ふるってご応募下さい。
画像 変更なし
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.