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海野和男のデジタル昆虫記

85mmマイクロをテレコン使用でD700に(テングチョウ)

85mmマイクロをテレコン使用でD700に(テングチョウ)
2010年03月22日

 
 今日から長野県上田市にある上田創造館の美術館で写真展。今日の午前中に飾り付け、午後から公開される。4月4日(日)まで。詳細はこちら。3 月 22 日(月)14:00~15:00 ~小諸日記 10 年。3月27日(土)14:00~15:30 春休み昆虫教室も行う。
 ニコンの新しい85mmマイクロは小型で、低価格。写りも一級なのでとてもコストパフォーマンスのよいレンズだ。ただしこのレンズはDXフォーマット専用。FXフォーマットのD700でフル画面でとれば周辺が蹴られる。テレコンをつけたらどうだろうかと試してみた。
 昨日のスジボソヤマキチョウの写真は85mmマイクロ+ケンコーの1.5倍テレコンで、フルサイズのD700につけて撮ったものだ。このテングチョウの写真も同じ方法で撮影。ニコンにはフルサイズ対応の105mmマイクロという素晴らしいレンズがある。にもかかわらず何でわざわざDXフォーマットの85mmをテレコンをつけて使うのかと言われそうだ。
 思ったより画質がよく驚いてしまった。上が絞り開放(1.5倍テレコン併用だから実質F5ぐらい)下が2絞り半絞り込んだ。絞り開放での画質は期待していなかっただけに驚いた。105mmを少し絞った画質と大差ないと思う。これなら海外取材などでD300SとD700を持って行くときに、はマクロは85mm1本ですみそうだ。最大倍率も1.5倍になるから、小型の昆虫も撮れる。
 DXフォーマットとフルサイズを両方使う身になってみると、小型のDXフォーマットのレンズがフルスペックでFXフォーマットに使えれば嬉しい。海外取材などで、DXとFXのレンズを両方持って行くのはつらい。そしてDXフォーマットのレンズはどれも最新の設計なので画質が極めてよい。FXフォーマットの高級レンズは確かに素晴らしいが、古いレンズの性能はデジタル向きでない。ただDXフォーマットのズームレンズにはケンコーのテレコンを使うのはやめた方がよい。今のところFXフォーマット純正並の画質が得られるのは試した範囲では10.5mm魚眼と、この85mmマイクロだ。また85マイクロにケンコーのテレコンをつけたときには手ぶれ補正は効くようだがAFは不安定になる。
 ハワイ昆虫記はカメハメハアカタテハの幼虫。前へのボタンから。

◎上田創造館で3月22日(月)~4月4日(日)写真展。詳細はこちら。3 月 22 日(月)14:00~15:00 ~小諸日記 10 年。3月27日(土)14:00~15:30 春休み昆虫教室

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