ベトナムにハナカマキリがいるとは知らなかった。擬態がライフワークであるから、ハナカマキリとの出会いは今回の旅行で嬉しかったことの一つだ。タイにもいるから、ベトナムにいて当然なのかもしれないが、どの辺りまでぶんぷしているのだろうか。
最近は日本でも飼育されているから、昆虫館などで見たことのある人も多いだろう。けれど野外ではそれほど普通に見られるわけではない。
マレーシアでは白っぽい個体がほとんどであるが、ここではピンクのものや、黄色っぽいものもいた。黄色っぽいものは小さな幼虫で恐らくは2齢後期の幼虫だ。黄色のものだけはハナカマキリであるかどうか若干気に掛かる。
同じ場所で多くのハナカマキリを見たのは初めてで、全て目立つ葉の上にとまっていたのを観察できたことは今回一番の収穫であった。
拙著「花になったカマキリ」は新日本出版から出ている。
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