ヒューイットソニィーとエリキノイデスの2種類のキララシジミは同じ場所にいる場合、占有場所が微妙に異なるようだ。よい場所が限られるときは、ヒューイットソニィーが若干早く活動することで、棲み分けている。早くといっても15分ぐらいだけれど。
ヒューイットソニィーは主に光と影の交差する辺りが好きなようだ。エリキノイデスの方は林によく日が当たる南や西向きの林の縁でテリトリーを張っていた。他のオスがくると激しく争うので、落ち着いて撮影しにくい。そしてあっという間にその活動時間は終わってしまうのだ。
エリキノイデスキララシジミは変異が多いというが、真ん中の写真のようにずいぶん黒ずんだ個体がいる。何匹か見たのだが、すべて極めて小さかった。栄養が悪いと黒くなるのか?それとも何か遺伝的なものなのだろうか。ちょっと不思議に思った。
小諸日記は10周年。過去の日記は5年前1月 10年前1月
ビデオで配信する昆虫教室。がURLを変えて再開されました
◎学研の写真月刊誌CAPAのフォトコンに生き物の部。毎月の月末消印有効です。ふるってご応募下さい。
◎デジタルフォト「デジタル昆虫写真マニュアル」連載中
◎田淵行男記念館で第3回田淵行男賞写真作品を公募しています
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.