サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

EP-2(50mmマクロ)

EP-2(50mmマクロ)
2009年12月10日


 EP-2にはフォーサーズ用のレンズがアダプターを介して付き、AFなどすべての機能が使える。そこで50mmマクロをつけて、最短撮影距離で撮影してみたのが上の写真。下はGXR、33mmマクロでの撮影。絞りはいずれもF6.3、EP-2はISO200、GXRはISO800での撮影。両方とも1/2倍までのマクロレンズだ。撮像素子が小さいEP-2のほうが少し大きく写る。
 50mmマクロはさすがに定評あるレンズだけあって、きわめて鮮鋭な写真になった。両方ともファインダーは使わずに背面液晶をみながら距離を固定して、近づいて、ピントのあったところでシャッターを押した。何回か繰り返してみたが、歩留まりはEP-2の方がよかった。
 EP-2は距離情報がファインダーに表示されないので、最短に設定するのがやや難しい。GXRは距離情報を画面内に表示できる。それで確実に最短撮影距離での撮影となるが、EP-2でのこの写真は、アブの写り具合からみて最短より1cmほど離れているのではと思う。
  EP-2の場合、デフォルトではMFアシストといって、MFリングに触れただけで拡大表示となってしまう。広角など、MFでピント合わせがしにくいシーンでは役立つが、マクロでは三脚に据えての撮影以外では、かえって不便だ。マクロのピントは大変にシビアーだが、手持ちの場合、迅速なピント合わせには、VFを用い、MFアシストはきっておいた方がよいと思う。 ほかのカメラにも言えることだが、夜間の風景撮影などの場合、ピントがつかみにくいから、無限固定モードというのもあったらよいなと思う。

関連タグ
静岡県
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。