ぼくは昆虫写真に魚眼レンズを多用する。様々な魚眼レンズを所有しているけれど、昆虫撮影ではなるべく最短撮影距離の近いものを選びたい。例えばニコンにはDXフォーマットの10.5mm(上)とFXフォーマットの16mm(下)がある。この2本のレンズで、マルハナバチを最短撮影距離で撮影したのがこの2枚の写真だ。10.5mmは最短撮影距離が14cm、16mmは25cmだ。超広角や魚眼でほんの少しの最短撮影距離の差がこんなに大きいということが、あまり認識されていないように思う。DXフォーマットの10.5mmは小型でもあり、世界中でもっとも使いやすい魚眼レンズだ。
けれどFXフォーマットの16mmはあまりにも寄れないから、D700には10.5mmにケンコーの1.5倍テレコンを付けて(この組み合わせでフルサイズをカバーして、画質もまずまず)使うか、シグマの15mmを選ばざるを得ない。
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