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海野和男のデジタル昆虫記

ヤマブキとサクラソウ(α900雑感)

ヤマブキとサクラソウ(α900雑感)
2009年05月06日


 暖かなのだが、雨が降らないせいかまだ春は浅い。少し山手に入ればヤマブキの花が満開だ。サクラソウが少し植えられている場所があり、毎年、今頃花を咲かす。今年は花によって、早く咲いてしまったものも多かったが、このサクラソウは例年通りのようだ。
 使ってみませんかとの誘いに、借りていたα900もいよいよ返却。返却前に花を少し撮った。
 α900は2400万画素で価格は20万円台後半とかなりお買い得のカメラだ。使ってみての感想は、ファインダーの良さ、レスポンスの良さ、ゴミ取り機能の優秀さ、液晶の綺麗さと、おおむね満足できる水準だ。2400万画素ということでファイルが大きく、パソコンでの扱いが最新式のパソコンでない人はちょっとつらいかもしれないのは致し方ない。よく秒5コマを達成したなと思う。
 旧ミノルタファンにはレンズ資産が使えるのもおおおきい。旧レンズではSTF135mmとマクロ100mmを使ったが、STFがすっかり気に入ってしまった。
 重さもそれほど重くなく、ミノルタレンズを持っているハイアマチュアにはよさそうなカメラだ。ただソニーになって発売されているレンズがかなり高価なものが多いから、ミノルタレンズを持っていない人は買いにくいだろう。そのあたりが売れ行きで今ひとつの理由だと思う。
 2400万画素の実力は、正直、この高画素が必要なのかがよくわからない。ニコンのD3Xはスタジオでの使用などの明確なターゲットがあり、外で使う場合も三脚使用が当然という感じのカメラだ。ところがα900は普通にシャッターを切りたくなる軽快なカメラで、ニコンのD700的なカメラだと思う。それならば、内蔵ストロボも付けて欲しいし、もう少し画素が少なくても、高感度特性が良い方がいいと思う。今はアマチュアはISO400や800で撮るのが当たり前と思っている時代だからだ。
 それでもやはりα900の魅力は高画素なのかもしれないとは思う。ぼくが借りてみようと思ったのも高画素機に興味があったからだ。
α900 STF135mm

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