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海野和男のデジタル昆虫記

キリシマミドリシジミの卵

キリシマミドリシジミの卵
2009年01月04日


 函南と箱根を回ったけれど。どうも虫が見つからない。しかたがないので、キリシマミドリシジミの卵を探してみた。木の生えている場所が崖のところが多いので、少し危険だけれど、アカガシの木を見つければ、比較的容易に見つけることができる。
 キリシマミドリシジミはゼフイルスと呼ばれるミドリシジミの仲間で、かっては大変珍しいものだった。特に成虫は、ぼくも数回しか見たことはない。けれど、食樹が庭にあれば、きっとたやすく見られるのだと思う。円内は卵の形がわかるようにトリミングしたもの。2倍テレコンでも撮ってみたが、1/1000以下というストロボの光ですら手ぶれするのか、全くシャープでなかった。
オリンパスE-30 Sigma105mmマクロ。

「海野和男 幻の巨大スズメガの謎に迫る〜マダガスカル島」NHK BShi
本放送 2月16日(月)夜8時から
再放送 2月24日(火)午後2時から

写真展「蝶の道」1月5日より20日まで銀座ニコンサロン、2月5日より11日まで大阪ニコンサロン。1月9日、2月5日は午後7時より写真展会場でフォトセミナー(入場無料)も開催。また同名の写真集を東京農工大学出版会より、写真展にあわせて出版。A4136ページ上製、定価は3600円(税別)の予定

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