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海野和男のデジタル昆虫記

金色のコガネムシ

金色のコガネムシ
2008年12月10日


 先日、構造色シンポジウムで見せた写真。構造色にもいろいろなパターンがあると思うが、甲虫の構造色は、写真家泣かせのものが多い。
 このコスタリカのプラチナコガネは自然光で日陰で撮影すれば、上の写真のように美しい金色の光沢を持っているが、ストロボをダイレクトに当てれば下の写真のように茶色になってしまうのだ。同じ甲虫の構造色でも、アオカナブンの場合はストロボを当てると赤みが出るが、輝きが失われるようなことはない。これは翅の微細構造によるのだろう。


12月12日(金)16時〜16時45分、東京ビッグサイトで行われるエコプロダクツ2008の環境コミュニケーションステージ。お話しは里山から熱帯林まで−−多様な昆虫の世界

写真展「蝶の道」1月5日より20日まで銀座ニコンサロン、2月5日より11日まで大阪ニコンサロン。1月9日、2月5日は午後7時より写真展会場でフォトセミナー(入場無料)も開催。また同名の写真集を東京農工大学出版会より、写真展に会わせて出版。

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