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海野和男のデジタル昆虫記

シュモクバエ

シュモクバエ
2008年08月16日


 シュモクバエは複眼が枝状になった突起に付いている変わったハエだ。小さな流れにいることが多いのだが、キャメロンハイランド(カメロンハイランド)ではまともに探したことがなかった。なかなか見つからずに、困ったなと思っていたところに現れてくれた。1cmにも満たない小さな昆虫なので、歳をとると、見つけるのが難しくなる。
 大昔、マレーシアでこのハエを見つけたときにはあまりの小ささにびっくりした。外国の本でしか見たことがなく、2cmぐらいはあるのかと思っていたからだ。その話をしたら、マレーシアのアドベンチャー会社のウォンさんが、是非見たいというので案内した。おまえはホークアイ(鷹の目)を持っていると感心されたのだけれど、今では目はだいぶ衰えてしまったようだ。2匹のシュモクバエは目が付いている柄の長さが違う。シュモクバエは同種でもその長さに差があり、それで優劣が決まるのだが、この2匹は別種なのか、同種なのか、オスとメスなのかよくわからなかった。

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