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海野和男のデジタル昆虫記

紫外線で見たハナカマキリ

紫外線で見たハナカマキリ
2008年03月16日

 今回撮影したかったカットに紫外線のみ透過するフイルターでのハナカマキリの写真があったのだけれど、あまりうまくいかなかった。10年ほど前にビデオで撮ったことがあり、それを写真で撮りたかったのだが、紫外線写真はカメラにより、またフイルターの種類で全く異なる写真になるのでやっかいだ。特に最近のカメラは紫外線に感光しにくいようになっている。また紫外線透過フイルターは赤外部分もある程度透過するものが多い。撮像素子の、紫外線、赤外線の感光度も機種により全く異なる。絶妙のバランスの撮像素子ではかなり面白い写真が撮れるのだが・・・今回はE-510を使った。この撮像素子は赤外部分の感度が低そうだった。紫外線部分にある程度感光度があるのがよい。(多くは紫外にほとんど感光度がなく、赤外は良く感光するものが多い)ので、今手持ちのカメラでは一番向いているかなと思ったけれど、感度が低すぎて露光時間がかかりすぎた。
 結果はあまり良くないが、ハナカマキリの目の部分と胸の緑色の部分が紫外線を吸収していることがかろうじてわかる。ブーゲンビリアの本当の花の部分(普通の写真で白く見えるところ)も紫外線を吸収しているのがわかる。

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