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海野和男のデジタル昆虫記

キアゲハ(2003 E-1)

キアゲハ(2003 E-1)
2008年02月16日

 金曜の写真展会場には小諸日記の読者の方がたくさん見えてくださり嬉しかった。今回は案内葉書を出さなかったけれど、WEBを見て来てくださる方が多いのは嬉しいことである。
 今日は宮城県の角田市での講演だから朝早く出た。写真展会場にいられないのは申し訳ないと思うけれど、講演で昆虫や環境の話をするのもまた大切だ。環境というのは個々の生物にとって、それぞれ違うのであって、環境問題を考えるときに個々の生物を知らねばならないというような話をした。
 人里近くの虫は人間生活に翻弄され増えたり、減ったり、種類が入れ替わったりするわけだが、急速な温暖化が昆虫と植物の温度の感受性の違いで、チョウが食べる植物の開花が早まりすぎたり、遅くなったりということが起こることもある。人間生活とあまり関係のないところで生きている一部の昆虫にとっては急速な変化は死活問題でもある。
 角田では天ぷら油の廃油からバイオ燃料作りに取り組んでいる人がおられたり、環境問題への取り組みが盛んなようだ。原油高が思わぬところで環境問題に結びつき、人々の意識が高まるのだなと妙な感心をした。
 今日の写真はキアゲハ2003年7月14日の撮影。P7141313.jpgと番号にある。これは7月14日撮影のもので1313はよくわからないが、このカメラで1313枚目の写真なのだろうか。この頃はRAWとjpgで撮影していたが、RAW現像ソフトはまだ公開されていなかった。この北海道旅行の頃からE-1の青の美しさを認識するようになった。

TEPCO昆虫教室回54回は「死んだふりをする昆虫」公開。無料ですので是非みていただければと思います。

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