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海野和男のデジタル昆虫記

朝の月

朝の月
2008年01月06日


 今朝はよく晴れ、三日月が綺麗に見えた。もうすぐ新月。D3に70-300で1枚撮影。
 さて、今年は2月にまず「小諸日記Part4と」題した写真展を行う。小諸日記をはじめたのは1999年2月、ちょうど来月で丸9年になる。
 その前の年の1998年は、ぼくがはじめてデジタルカメラを使った年でもある。雑誌の仕事でオリンパス C-1400XLというカメラを持って沖縄に行った。はじめてデジタルカメラを使って、これはすごいと思った。何しろ撮影した日時が正確に記録される。これは記録が大切な昆虫写真にはうってつけである。それですぐにデジタルカメラで毎日撮影するページを作りたいと思い、翌年の1999年2月から小諸日記をはじめた。
  やり出すと面白く、その夏には毎日更新をするようになっていた。99年の8月11日が休んだ最後だ。これは遠方に出ていて、なんとモデムアダプターを忘れたために更新ができなかったのだ。ちょっと悔しかった。
 2000年の1月から2月にかけてオーストラリアへ「どうぶつ奇想天外」の取材で出かけた。この時は小諸日記をはじめてから、最初の海外だったが、車を30分も走らせて電話を借りたりして何とか毎日更新を続けた。何しろ、その日撮った写真でその日更新がモットーのサイトだ。
 オーストラリアではまだデジタル一眼レフを使っておらず、カメラも250万画素とか200万画素のものだった。2000年の春にはニコンD1を購入。ほぼすべての撮影がデジタルになった。ということでこのオーストラリア取材はフイルムカメラをメインとした最後の海外取材になった。そして、ほぼすべてをデジタル撮影に切り替えて今年で8年目に入っている。
  毎日その日撮影の写真を、その日のうちに載せるというコンセプトは実は2005年に頓挫した。ニューギニア取材で、電気もないところに行ったからだ。実は、それまで電話のない場所に行くのを避けていた。でもそんなことを言っていたら、僻地には行けないことになる。これで踏ん切りがついて、更新できない時は前もって連載的なコンテンツを作っておくことにした。 それで2006年はペルーの山奥にくこともできた。小諸日記はなるべく小諸からリアルタイムの自然をということで、2004年ごろまではアトリエの高嶋君に手伝ってもらうこともあったが、このころには特別な場合を除きすべて、すべて一人でやることにしていた。
  2000年にはオリン パスギャラリーで「小諸日記」と題した写真展をやらせて頂いた。WEBとは違ってプリントという別の形で発表することによりまた違った側面を見せることができるのではないかと思う。その縁もあって「小諸日記」と題した写真展はオリンパスギャラリーでやらせていただいている。今回が4度目の写真展となるので「小諸日記Part4」だ。初回から今回 まですべてデジタルカメラで撮影した作品による写真展だ。デジタルカメラの進歩に伴って、プリントの質も大きく向上してきたのが嬉しい。
さて連載している今日の昔のデジカメはオリンパスC-3030ZとサイバーショットDSC-F505K

海野和男 写真展 「小諸日記Part4」
期 間:2008年2月7日(木)~2月20日(水)
午前10:00~午後6:00 最終日 午後3:00 日曜・祝日休館
会 場:オリンパスギャラリー 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町-3-1NBF小川町ビル TEL 03-3292-1934 FAX 03-3292-2010

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