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海野和男のデジタル昆虫記

いたこんでフォトコン

いたこんでフォトコン
2007年12月16日

 いたこんでフォトコンという伊丹市昆虫館主催の写真コンテストの講評会は無事終わった。山口県や長野県からも入賞者の方が参加してくださった。審査委員長としてはひとまず安心した。
 11時から受賞者との懇談、その後の講評と夕方までずっとしゃべりっぱなしだったが充実した一日。深夜小諸に戻る。
 ジュニア部門の大賞と入選者の中に、素晴らしい写真家の卵がいてびっくり。
 夏休みのアルバムを持ってきて見せてくれた二人。そこにはなんと、応募作品を遙かに超える素晴らしい写真があった。一人はアウトドア派で、クロアナバチがキリギリス類の幼虫を射す場面の写真。これは今年の夏のファーブル昆虫記で手こずった撮影に類似している。なんと夏休みにはじめてデジカメで写真を撮ったとのことでまたびっくり。
 もう一人は実験派で。カネタタキの交尾、キリギリスの交尾、セグロアシナガバチの交尾の写真を見せてくれた。セグロアシナガバチは、ケース内での交尾のほか、メスの生まれた巣の近くでの交尾など3組以上の写真があった。これは実にびっくりした。ぼくへの質問も、バッタの産卵を卵を見えるように撮影するにはどうしたらよいかという専門的なこと。まだ小学生だから、二人ともこれからが楽しみ。
 写真はチョウの温室内の蛹のクリスマスツリー。白い素材がレフ板みたいになってツマムラサキマダラや金色のオオゴマダラの蛹がとても綺麗だった。

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