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海野和男のデジタル昆虫記

イポーの中華料理

イポーの中華料理
2007年09月23日


 ペナンからカメロンハイランドに行く途中にあるイポーの町は広東料理が安くおいしく食べられることで有名だ。
 ペナンの中心部から約3時間、いつも日暮れ頃に町に着く。前回は郊外のホテルに泊まってしまい後悔したので、今度は町外れの安宿にした。
 前にとてもおいしかった小さな中華の店は、ほとんど客もいないような閑散とした状態。目の前に大きなきれいなレストランができていた。聞いてみると5ヶ月前にできたばかりという。家族連れでにぎわっている。中国のお月見のお祭りの土曜だからか、次々に客が来る。
 注文を取りに来たので、メニューというと写真入りだが値段が書いていないメニューを持ってきた。高級料理ばかりが出ている。さて困ったなと思いながらも、新鮮なアワビとナマコの旨煮が目に飛び込んでしまった。どうせ高いものしかないのではと値段を聞いてみると180リンギという。1リンギは約35円。どうせならとフカヒレスープを頼む。こちらは12リンギだから高くはない。
 ほかの客が食べているものをみると、魚の清蒸やなにやら葉っぱに包まれたおいしそうな料理が次々出ている。そうかコース料理があるのだなと思って、外へ出てみると2種類のコースがあり4人で100リンギぐらいで結構なものが食べられることがわかった。けれど少人数だとメニューに載っているものだけ食べたらえらい金額になりそうだ。もちろんメニューに載っていないものの方が多く、たとえば写真の豆腐や焼きめしなどはメニューにはない。現地の人は単品をたのむ場合もメニューなど見る人はここではいないようだ。
 ちなみにアワビとナマコの煮物は大変においしく、180リンギの価値は十分ありそう。マレーシアで今まで食べた一番高い料理である。
COOLPIX S500
  
◎連載中の月刊誌  実業之日本社「ガルヴィ」虫のよすぎる話し。「医療生協の情報誌comcom」
デジタルフォト10月の連載は蟷螂4ページ

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