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海野和男のデジタル昆虫記

ナミアゲハ

ナミアゲハ
2007年08月09日


 午後に少し時間を作り、百日草の畑に行ってみた。今日はニコンD80の10.5mm魚眼に3倍テレコンをつけて撮影した。画角は31.5mmだから、35mm換算なら48mm、つまり標準レンズの画角となる。
 何でわざわざそんなことをするかと言えば、被写界深度を稼ぎつつ被写体を大きく写したいからだ。この組み合わせでは画角は50mm近いのに被写界深度は10.5mmとほぼ同等だから、背景の描写がずいぶん異なる。
 後ろの浅間山系が超広角だと小さくしか写らないが、この組み合わせならそこそこの大きさに写る。
 この方法はフイルム時代から使っていて、「虫たちの惑星」にも何点か入っている。ふと思い出して使ってみた。残念ながら今日は大型のチョウはこのアゲハが1回やってきただけだ。
第9回「にほんかい自然写真学校」生徒募集中。9/15〜17の2泊日。海野デジタルゼミを開催。8月31日締め切り。ご参加おまちしております。
◎連載中の月刊誌  実業之日本社「ガルヴィ」虫のよすぎる話し。「医療生協の情報誌comcom」
◎デジタルフォト8月の連載はカブトムシのときめき4ページ
◎アサヒカメラ8月号はグラビアで「蝶の道」5ページ
◎学研CAPA8月号は見開きでホタル。

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