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海野和男のデジタル昆虫記

アルマス(ファーブル紀行12)

アルマス(ファーブル紀行12)
2007年07月03日


 ファーブルは1878年にオランジュ北東7kmのセリニャンの村はずれに家を購入した。55歳の時である。これでもう誰にも邪魔されることなく、昆虫の研究を続けることができるようになったのだ。ファーブルは貧乏のように思われているがオランジュ時代に書いた多くの教養書や教科書は好評で、自分の実験場を持つという夢が叶えられたのである。以後ファーブルそこで1915年。91歳で亡くなるまで過ごし、二度と引っ越す必要はなかった。
 写真は 100年ほど前のアルマス。昔取材で訪れたときに、ファーブルの娘クレールが嫁いだストヤノビッチ家に保存されていたものを複写させていただいた。

◎フランス取材中のため小諸日記の更新が滞るかと思います、そこでファーブルの生まれ故郷や虫たちを前もって準備した原稿で更新することにします。写真はほとんどが20年近く前の取材時のものです。現地からのその日のレポートも時々はいるのではと思いますのでご期待ください。
「昆虫擬態の観察日記」「さがそう! ちがう虫」「さがそう! かくれる虫」「さがそう! まねする虫」発売中。
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第47回「里山を歩く」柏崎・夢の森公園

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