ジャン・アンリ・カジミール・ファーブルつまり昆虫記を書いたファーブルが生まれたのは1823年12月21日。父はアントアンと母はヴィクトゥアールといった。
ファーブルが生まれたサン・レオン村は、地中海に面した典型的地中海気候のモンペリエから北へ100kmほど内陸部に入ったルーエグ地方の山中にある。5世紀ごろレオンティウスによって開かれたと言われるこの村は、このあたりでは大きな村で、かっては街道筋の交通の要衝として栄え、ファーブルが生まれた当時は150件近くの家があり、人口も500人を数えたという。けれど今では過疎化し、村の中心部の人口はおよそ80人ほどしかない。
◎明日からフランス取材中のため小諸日記の更新が滞るかと思います、そこでファーブルの生まれ故郷や虫たちを前もって準備した原稿で更新することにします。写真はほとんどが20年近く前の取材時のものです。現地からのその日のレポートも時々はいるのではと思いますのでご期待ください。
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