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海野和男のデジタル昆虫記

ホタルの撮り方

ホタルの撮り方
2007年06月19日


 昨夜はテレビの収録を夜遅くまでやったので、アトリエに戻ったのは午前2時ごろだった。テレビのカメラマンは大変だなと思う。暗闇の中でホタルのアップをしっかり撮るのは結構難しい。
 今回のホタルは、僕は写真を撮って、写真を撮っている僕をテレビカメラで撮るというので、撮影に集中はできないが、ぼくは楽な立場だった。
 さて今日のホタルは昨夜NIKON D80で撮影したもの。フルサイズ用の魚眼レンズを使用したので24mm程度の画角。
 D80用のセルフタイマーを持っていないので、10秒のシャッターを連続11枚切った。これでシャッターが閉じてから開くまでの若干のタイムラグはあるが、11枚を合成すれば110秒の長時間露光と同じだ。その結果がこの写真だ。ノイズリダクションはOFF にした。ONだと1枚切った後、しばらく切れないからだ。けれど10秒露光だから、ノイズは気にならない程度だ。ホタルの撮影にはこの方法は案外向いている。

◎6月23日、24日に行われる「地球となかよし映画会」では『地球は虫の惑星だー写真家 海野和男の映像世界』が上映されます。横浜の環境エネルギー館では11:30/15:30の2回。東京豊洲のがすてなーに ガスの科学館では12:10/14:30の2回。がすてなーに ガスの科学館では24日は15:30から海野の新作ビデオを使ってのトークショーもあります。

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