今日はどうぶつ奇想天外の取材。夜に上田市のホタルを見に行った。小諸のホタルの発生はまだ先だが、上田ではもう最盛期を迎えている。標高が400ｍちょっととアトリエより300m以上も低い。だから気温も2〜3度高いわけだ。
今日行った場所は千曲川沿いに作られた水路で、ホタルは人工的に増やしたものだ。でも今では自然発生していて、放した幼虫は500ぐらいだそうだが、今日のホタルは4000匹ぐらいという。なかなか見応えのある光景だ。
今日は僕が写真を撮っているところを撮影するということでD80とE-410の2台体勢で臨んだ。ホタルをデジカメで撮ったのは一昨年のニューギニアだったが、この時使ったのはD2XとE-500。ニコンとオリンパスという組み合わせは今日と同じ。けれどこの2年間のデジカメの進歩はすごいと思った。ニューギニアのホタルは日本のゲンジボタルより光が弱いこともあるが、E-500ではうまく写らなかった。Ｄ２Ｘでもノイズが気になったのだが、今日はD80もE-410も問題なくホタルを写すことができた。E-410はノイズリダクションに時間がかかるのが難点だが、初めて夜間に使い、こんなにもノイズが少ないのかとびっくりした。レンズはD80にはニューギニアでも使った30mm1.4、E-410にはパナのズミルックス25mm1.4を使用。ズミルックス25mm1.4は本格的に使ったのは初めてだが、ホタル撮影には最適のレンズかもしれないと思った。
今日の更新は遅れてしまった。アトリエに戻ったのが夜12時過ぎていたからだ。小諸日記は昼12時と夜12時の更新なので、12時を過ぎると明日の昼まで更新されないのだ。
◎6月23日、24日に行われる「地球となかよし映画会」では『地球は虫の惑星だー写真家 海野和男の映像世界』が上映されます。横浜の環境エネルギー館では11:30/15:30の2回。東京豊洲のがすてなーに ガスの科学館では12:10/14:30の2回。がすてなーに ガスの科学館では24日は15:30から海野の新作ビデオを使ってのトークショーもあります。
長野限定では『地球は虫の惑星だー写真家 海野和男の映像世界』は6月25日月曜スペシャルで長野放送で放映。この番組は昨年度の科学技術映像祭に続き、今年も環境映像祭の子供部門の大賞。
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