今朝は昨日と比べ明かりに集まった数は少なかったが、オスも1匹きていた。
もう明るくなった朝の6時半頃、2匹のオスが何かを探すような飛び方で飛来した。けれど交尾は成立しない。1匹は盛んに求愛をしていたのだが、メスが網戸にとまっているためか、うまくいかず飛び去ってしまった。
あきらめてしばらくしてから見ることにした。7時半ぐらいのことである。ふと外を見るとオスが例の飛び方をしている。すわとカメラを持ち出すと、ぼくの目の前で近くの木に舞い降りた。そこにはメスがとまっていた。交尾はあっという間のできごとで、数枚シャッターを切ったらもう交尾が成立していた。
それにしても、ここ数日の観察では、ウスタビガがメスを探すのは夜が明けてからなのだろうか?
D80 18-200
◎ぼく バナナムシという本ができました。創作絵本で、構成と文は飯田さん、ぼくは写真の担当だ。
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第38回「紫外線が見える昆虫」配信中。39回は11月1日配信予定。
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