テレビの取材でテントウムシが電柱に集まるのところを見に行った。数分の短い番組で、1枚の写真を撮った場所に行き、その動物や昆虫を撮る、そしてカメラマンの10秒ほどのコメントという構成らしい。
ある程度貴重な場面というのが写真で要求されるわけだが。昆虫の場合、一般の人が見て面白いなと感じて、しかも貴重であるというのは難しい。面白い行動でも地味な虫ではだめだろう。今という季節もあり、思いついたものはテントウムシの越冬準備の集団飛行ぐらいだ。
運がよいことに、昨日は1匹も見られなかったテントウムシが、今日はけっこう集団で移動していた。電柱には次々と飛来し、そして去っていく。同じテントウムシが長時間とどまることはほとんどないようだ。このあたりではテントウムシは必ずといってよいほど、南から北へ向かって飛んでいく。
6年前に撮影した同じ場所のテントウムシはこちら。
GX-8
◎光村図書HPのシーズン・メッセージで服部栄養専門学校校長の服部幸應さんと対談。こちらから。
◎アサヒカメラDIGITAL Vol.14巻頭のギャラリーを銀塩写真で飾っています。付録のDVDはぼくの小諸での一日を追いかけたもの。写真を撮る場面や、写真への思いのような語りなどが20分以上も収録されています。
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