ススキの葉裏に産卵中のシオヤアブを見つけた。まるでカマキリやバッタのように卵を泡で包んでいる。写真を撮影した時には、もう産卵の仕上げの段階だったようで、すぐに飛び去ってしまった。産卵には結構時間がかかるのではないだろうか。周りのススキを見ると、同じ卵塊が他に2つ見つかった。
この卵塊は、以前にも何度か見ているように思う。クモの卵と間違えてしまっていたかも知れない。シオヤアブの幼虫は地中に棲み他の虫を捕らえて食べるそうだ。ススキの葉裏で孵化した幼虫は、どのようにして地中に入るのだろうか。
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室 第36回は「蝶と蛾」。まだまだ続きます。
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