材木を置いてある場所でカミキリムシをさがしたけれど、ほとんど見つけることができなかった。フタスジスズバチと思われるハチを何カ所かで見つけた(下)材木の切り口にあいた穴に葉を詰めている。ハキリバチと比べると葉の形は綺麗ではなく、その場でさらにかみ切っている。それでこのハチの巣の下には葉の切れ端がたくさん落ちていた。急いでいたので長く観察しなかったのがちょっと残念。
このハチのいた材木の横の草の上でニトベナガハナアブらしいアブが何匹かいた(上)。特にフタスジスズバチに似ているわけではないが、ハチによく似ている。面白いのはその仕草で、長い前あしを時々上に持ち上げる。そうするとハチの触覚みたいに見えるのだ。飛んでいるときもこの前あしがよく目立つ。アブだから触覚が短いことをわかっていてそれを補っているようで面白い。
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