ソニーαの発表会が表参道ヒルズあった。ちょっと興味があったので予定を変えて東京へ来た。駅を降りるとそこは別世界だった。ぼくは高校時代をこの近くで過ごしたから、いわば地元なのだが、まるでお上りさん。外国へ行ったように思える。自分は服装も物腰もすっかり田舎の人になってしまったのだなと、道行く人を見て思ったのである。
α100はコニカミノルタのαデジタルシリーズをソニーが引き受けて開発したデジタル一眼レフだ。
最も特筆すべきは有効画素数1020万画素のCCD搭載でボディーの値段が10万円前後という価格だと思った。ソニーはCCDやCMOSの製造メーカーでもあるから、他社に先駆け値段を下げてきたのだと思う。このところ民生用のHDVビデオを低価格で矢継ぎ早に出すなど、低価格化の先陣を切っていると思う。
ボディー内手ぶれ補正、2.5型液晶、アンチダスト、3本のツアイスレンズなどほかにも盛りだくさんだ。アンチダストは帯電防止コートに加え、おもしろいのは手ぶれ補正を利用してCCDを駆動し、スイッチを入れるたびにゴミを落とすというもの。オリンパスのダストリダクションに似ているが、効果はどんなものなのだろうか。他にもソニーのハイビジョンテレビ、ブラビアで高画質のスライドショーができるのは正直うらやましい。(これはαでない一眼レフでもブラビアを買えば可能だとは思うが。)
ボディーの質感などは安物のイメージはあるが、中に込められた技術は価格以上のものだと思う。ということで写真は展示してあったカットモデル。7月21日発売予定。
◎ぼくの写真や動画の携帯サイト「昆虫大図鑑」が公開されました。ITmediaのこのページや、アッブスのこのページに紹介されています。
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