今年はクスサンの卵が少ないように思う。いつもはクリやクルミ、ヌルデなどの幹に、いくらでもというくらい見つかるのだが、今のところ今年はさっぱりである。ここ数日探したところでは、あったと思うと穴の開いた古いものばかり。今日もようやく見つかったのだが、何だか色が悪いように思う。
一方、写真下のクリオオアブラムシの卵は、例年になく数が多い。一カ所に固まっている卵の数も多いし、こうした固まりがあちこちで見られる。画面中央に見えるものはススキの種。このアブラムシの卵は表面がペタペタしているようで、よく小さなゴミがついている。
上下写真とも平行法で立体視できる。
14n 立体撮影用レンズ
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室第29回は「ファーブル先生こんにちは」。まだまだ続きます。
◎デジタルフォトで連載中の「自然ワンダーランド」
2月号は「南米の国ホンジュラス」
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