サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

E-500でのマクロ撮影

E-500でのマクロ撮影
2005年11月04日


 今回のニューギニアでの取材では、ホタルの撮影にはNIKON D2Xをメインに、等倍以上のマクロ撮影はOlympus E-500を使用した。
 その理由は、ホタルの撮影にはぼくの持っているカメラの中ではD2Xが最も長時間露出時のノイズが少なかったからだ。ホタルの撮影でのレンズは主にsigma 30mm1.4を使用した。
 そのホタルは5mmほどしかない小型のもので、最初はマクロもD2Xでと思っていたが、やや倍率が足らない。D2Xにマイクロ105mmをつけると35mmフイルム換算で1.5倍相当まで撮れる。1.4倍テレコンをプラスして2.1倍相当までだ。ところが撮像素子が小さいE−500では今度発売になる35mmマクロを使うと2倍相当まで撮れ、それに1.4倍テレコンで2.8倍相当まで行く。出かける前日にマクロレンズが入手できたので今回はマクロは主にE-500で撮影することにしたのだ。
 テレコンは常時つけっぱなしにしたが、驚くことにオートフォーカスがほぼ完璧にきくのでピントあわせも問題なかった。ただ内蔵ストロボは他の機種より高さが高くマクロでも使用可能だが最短撮影距離ではさすがに光がけられる。そこで現地に行ってから急遽作ったのが写真のディフューザーだ。書類をはさんでいたファイルをハサミで切って作った。上面には光量を高めるためにアルミホイルをつけた。これでISO200ではF16まで光量が不足することはなかった。
 今日は雑誌の取材が1日入り、仕事以外には撮影できなかったので、夜に小諸日記のために網戸にとまったクサカゲロウを上記のセットで撮影した。網戸の後ろは窓ガラスだ。上はディフューザーなし、真ん中はディフューザー付き。下はE-500にディフューザーをつけた写真だ。

◎来年のカレンダー「昆虫たちの世界」を販売します。定価1050円のものです。ここから申し込んでいただくと事務所からメール便で直送します。

送料、郵便振替料金込みで1部1000円、2部1700円、3部2300円です。到着後同封の振り込み用紙で振り込んで頂ければと思います。銀行振り込みもOKですが、その場合は振り込み手数料は申し訳ありませんがご負担ください。ご希望の方は裏表紙にサインを入れますのでその旨お書き添えください。なお発送は第1回目が10月末になります。

メールの件名は「カレンダー申込 」として下さい。
郵便番号 住所 氏名 申込部数 サインの有・無
支払方法が郵便振込か銀行振込かも記入して下さい。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。