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海野和男のデジタル昆虫記

ツタウルシの紅葉(E-500)

ツタウルシの紅葉(E-500)
2005年10月08日

 11月発売予定のオリンパスのE-500のベーター機を借りている。
 スペックを見てE-300で充分じゃないと思っていたのだが、使ってみるとずいぶん違う。まず全てにおいての軽快さがE-300の比ではないなと思った。技術の進歩は速すぎるぐらい速いのだなと思ったのである。
 ちょっと山の方に行くとツタウルシの紅葉がはじまっている。小雨に濡れるツタウルシをE-500に50-200のズームをつけ撮影してみた(仕上がりモードVIVID)
 世界最軽量のデジタル一眼とのことで、もちろん軽い。けれど良いのは軽さだけではなく、メニューやダイアルがとても使い良くできている。そして何よりAFが速くて正確になったので驚いた。ぼくはE-1やE-300では広角ズームや標準ズーム使用時以外はほぼ全てマニュアルで撮影していた。マクロや望遠ズームではAFを使う気にならなかった。それで電動式のMFリングが気に入らなくて文句を言っていたりしていたのだが、今回はあまりにスムーズにAFがきくのでびっくり。AFを使えるのは当たり前であるといえるが、マクロでのMFリングがどうもしっくりこないと思っていたので、大変嬉しいことである。他社の一眼でもマクロはやはりMFの方が使いやすいのだから、超音波モーターを搭載していないレンズを使ったAFとしては秀逸だと思う。モードはシングルAF+MFというモードにしてあるがMFの必要性はほとんど感じなかった。
 仕上がりモードはVIVID、Natural、FLAT、セピア、モノクロの5通りでカラーではそれぞれのモードでコントラスト、シャープネス、彩度が選べ、それが記憶されるのがよい。例えばVIVIDでは彩度を上げ、もっと派手にしておき、Naturalはデフォルトにしておく事などが可能だ。
VIVIDはE-300に近く、NaturalはE-1に近い発色らしい。 書き込み速度は僕の使っているRAW+SHQモードでは4枚連射後は次のシャッターが切れるまで3秒以上かかった。(レクサーの40倍速)ちょっと不足だが。まあ普及型一眼レフでは立派な方だと思う。驚いたのはHQモードにしたら80枚連射しても全く終わる気配がなかったことだ。やってみてはいないが速いカードを使えばおそらく容量一杯まで撮れそうに思う。オリンパスのHQは圧縮率が他社のノーマルなどと比べると圧縮率が低く画質がFINEに近い、だからHQでも一般の使用には十分耐える。1GBのコンパクトフラッシュを使えば500枚以上撮影できる。(HQでは1枚あたり2MB弱) 

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