ペナンバタフライファームでは何年も前からジンメンカメムシの累代飼育に成功している。カメムシの中には幼虫時代に特定の果実を食べないと生育がうまくいかないものが多い。日本でエサキモンキツノカメムシ以前飼育した。エサキモンキツノカメムシの幼虫はミズキ、クマノミズキ、キハダ、ウルシなどの若い実を好む。成虫はそれらの木の実ができる頃に集まってきて産卵する。
ジンメンカメムシも1種類ではなくて、何種類かの果実を食べて育つと思われる。季節によって食べ物を変えないと、熱帯での生育は難しいと思う。
バタフライファームに着くと、ちょうど今、卵が孵化しているということであわてて撮影した。下は産卵直後の卵。
D2X 150mmマクロ
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室第25回は「アリと植物」。まだまだ続きますのでお楽しみに。
◎第7回にほんかい自然写真学校は2005年11月12日(土)〜11月14日(月) <2泊3日>岩室温泉にて。海野はデジタル写真コースを担当。
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