コナラの樹液にスミナガシが来ていた。スミナガシは墨流しから来た名である。水面に墨汁を落とし、その波紋の模様を紙に写しとる染め方を墨流し染めという。そんな風流な名を持つチョウだが、光の当たり具合でその色はずいぶんと違って見える。
今日の写真は翅を開いたスミナガシの真正面からストロボをたいたので、ずいぶんと派手に移った。同じストロボでも斜めから光が当たるとこんな風に写る。自然光ではやや地味に写る。樹液に来ている物はスズメバチなどに追い払われたりすると近くの葉の上に止まる。それをしたから写すのも面白い。
E-300 50-200内蔵ストロボ
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