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海野和男のデジタル昆虫記

袖ヶ浦で観察会

袖ヶ浦で観察会
2005年08月07日

 袖ヶ浦の火力発電所で子供たちを集めてのデジタル自然観察。先週から計7回、500名ほどの参加者があった。
 発電所構内に設けられた緑地での撮影会だ。火力発電所は埋め立て地などにあり、元々は木がなかった場所だから緑化することによって生き物の生息地を作ることができる。袖ヶ浦ではかなり広い面積にホタルの発生する場所や、鳥の水浴び場、田んぼなどが作られている。
 こうして一から緑化する場合に、生き物に配慮することはとても良いことだと思う。今回は4カ所の発電所をまわって、努力されているなと思った。けれどせっかくやるなら、もう少し植える植物などを考えればさらによいビオトープを作ることができるのにちょっと惜しいとも思ったのだ。
 今度の観察会では子供たちが自分のカメラで昆虫を撮影したが、なかなか良く撮れていた。ただ、まだまだカメラによってマクロでピントが合いにくかったり十分大きく写せなかったりもする。マクロ性能はカメラによって違うのは致し方ないが、寄れなかったりピントが合わなかったりするのは子供のせいではないので、うまく撮れなかった子はかわいそうだと思った。それでも虫眼鏡を前にくっつけて撮るとかの工夫をしている子もいてびっくり。
 今日は田んぼ周辺での観察でショウリョウバッタなどのバッタ類がとても多かった。写真はCaplioGX8で撮ったベニシジミ。このカメラは望遠はあまり倍率が行かないが、広角マクロにめっぽう強い。caplioに限らず広角マクロが使える機種の場合は、広角マクロで勝負するのが特徴ある写真を手軽に撮る秘訣である。ぼくの場合caplioは広角しか使わないから、実はズームは不要だ。ワイド専用機の噂もあるので、早く発売にならないかなと楽しみにしている。
CaplioGX8

◎第7回にほんかい自然写真学校は2005年11月12日(土)〜11月14日(月) <2泊3日>岩室温泉にて。海野はデジタル写真コースを担当。
■問い合わせ先
住所: 〒950-3328 新潟県新潟市前新田乙493
水の駅「ビュー福島潟」
にほんかい自然写真学校学生自治会事務局
TEL: 025-387-1491
FAX: 025-384-1200
 

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