子供の頃に図鑑で見た不思議な形の甲虫、憧れの虫の一つであるヒラズゲンセイを見た。
ヒラズゲンセイはクマバチの巣に宿る不思議な虫だ。
ツチハンミョウなどに近い甲虫だがオスの大アゴが大きく鋭いのが特徴。今日は車の中で地元の虫に詳しい方に、その大アゴを使ってオス同士が喧嘩して、その結果弱いオスが殺されてしまうという話を聞いた。
何と、見つかったのは、その話の結末にあった、瀕死のヒラズゲンセイであった。そしてもう一匹、こちらは羽化して間もないオスがアリにおそわれているところだった。僕らの頭上で怒ったドラマを見たいものだと木を見上げたが、残念ながら元気の良い個体を発見できなかった。
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