ギフチョウが交尾するところを見ることができた。
オスが地面におりた、見るとそこにはメスがいた。交尾するとメスがオスを引っ張るようにして空中へ飛び立った。すぐ近くの3mほどの木の枝にとまったが、強風にあおられ飛んでしまい、見失いかけたが、何とかみつけて撮影できた。
ギフチョウの交尾する瞬間からを目の前で見たのは2回目だ。前の時は交尾時間は異様に長く、最後まで見られなかったが、今回はわずか30分ほどだ。それでもメスには受胎嚢がちゃんと出来ていたから交尾はうまくいったようだ。
メスが木の枝に移動するのは他のオスを避けるためだと思う。ギフチョウの場合オスは地上すれすれにメスを探して飛ぶからだ。
とはいっても低い草などで交尾を見ることもある。メスの羽化直後に交尾した場合はメスは飛ぶことが出来ないからだろう。
D70 DXニッコール10.5mm
カメラ雑誌5月号予告
◎デジタルフォト「自然ワンダーランド」はオトシブミの季節。
◎デジタルキャパは広角マクロ
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.