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海野和男のデジタル昆虫記

クヌギカメムシのその後

クヌギカメムシのその後
2005年04月02日


 毎年11月にクヌギの幹に産卵するクヌギカメムシ、昨年は11月14日に産卵を撮影した。
 2月頃から孵化をはじめるが、今年は例年より孵化がばらばらだ。同じ木の同じ時に産卵した卵でも、まだほとんど孵化していないもの(右上)もあるし、だいぶ大きくなっている幼虫もいる(右下)。木の幹で死んでしまったカメムシもまだそのままだ。
 孵化がばらばらなのは何か意味があるのだろうか。それとも今年の気候が不順のためなのだろうか。今年はどうも、春の虫の数が少ないのではとの予感がする。マークしてあったモンシロチョウの蛹でも死亡率が高いように思う。
D70 105マイクロ+テレコン

◎偕成社から海野が監修や執筆をした「虫から環境を考える」というシリーズができあがりました。オオムラサキ、ハッチョウトンボ、都会のセミ、田んぼでくらす虫、クロスズメバチ、コノハチョウの6冊です。詳しくはこちらから。

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