UNから発売されているリングライトを使ってみた。
これはリングストロボではなく計測などに使われるリング状の非常に安定度の高い蛍光ランプだ。バッテリーパックは単三電池8本を使う。プロ用に共通の12V仕上げである。
右の写真でD70のシューに取り付けているのが電源部だ。説明書によれば、ホワイトバランスを蛍光灯モードにして使うようにとあるが、点灯した印象では太陽光に近い色合いに見えた。カタログでは5500とあるからほぼ太陽光の色温度だ。とりあえず今回はホワイトバランスはオートにして、野外での補助光にどれだけ使えるものか試してみた。
雨の一日で相当に暗い。ISO400絞り開放でシャッター速度は1/30秒程度である。そのため、リングライトは相当に明るく感じられた。感度をISO200に戻し、105mmマクロ等倍で、F4 1/125秒で撮影することができた。今日は105mm だったが、50mmマクロなら更に光量が得られる。
撮影した画像を確認したところ、カラーバランスはややGが強いものの違和感を感じることもない。
リングストロボと違い。見た通りに写る。左右でディフユーズしたりすれば、面白いかなと思った。来週時間がとれれば、もっといろんなケースをためしてみたい。
D70 105mmマクロ
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