先日の翅のないタマバチに続いて、今日は翅のあるタマバチ。アトリエの近くを歩いてみると、雪の上に実にたくさんタマバチが見つかる。今はもう圧倒的に翅のあるタイプが多い。
こちらはミツバチと違って、雪の上を平気に歩いている。活動できる外気温が低いところに設定されているのだ。温かいところに移してやると、おそらく短命になってしまうのではないかと思う。
今朝は、最低気温がついにマイナス10度以下に下がったが、体に不凍液のようなものが入っているのだろう。ちなみに幼虫越冬するチョウなどでは、グリコーゲンがグリセリンに変化し低温に耐える仕組みになっているのだという。
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