今日は東京。北の丸公園を散歩した。
暖かだが、天気が悪く活動している昆虫は見ない。先日撮影したモミジの林は、紅葉まっ盛り。東京はまだ冬の気配は漂っていないようだ。
東京では冬の気温が僕の子供の頃と比べるとずいぶん高くなったように思う。冬が寒いか寒くないかで、そこに住める昆虫の種類はずいぶん変わってくる。南方系の昆虫は最低気温が零度以下になると死んでしまうものが多く、マイナス5度を割る日が何日かあればそこに住むことはできない。今の東京でマイナス5度というのはほとんどないし、零度以下になる日もそう多くはない。そこでナガサキアゲハなどの暖地の昆虫が住み着くようになってきたのだろう。
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◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第9回は「カマキリの瞬間芸」。こちらからどうぞ。
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